ははぁ~~ん。何か陰謀論的な本を読んだなと思ったとしたら、残念、大はずれです。
現代文明とは何に由来しているのでしょうか?
過去の遺跡で消えた文明や帝国は数多く存在します。その理由がわかっているものもあれば、いまだなぞの文明もあります。
僕の考える文明崩壊の原因は、文明を支えているものがなくなり、そのものの存在が危うくなり、崩壊するというものです。




この本を読めばもっと違うことがわかるのかもしれませんが、紹介もかねて、僕自身の考えを速めに知らせておくべきだろうと考えました。
最初の問いの答えですが、それは『原油』です。
現代は原油文明なのです。その原油の埋蔵量のピークが過ぎていることはご存知でしょうか。日本の新聞が報じているかどうかはわかりませんが、需要とかそういうことではなく、次は原油の生産が落ちてくるのです。
すでに落ちている国があります。アメリカもそうですし、ロシアもそうです。中東にも多数あります。
トータルで見ると、世界生産はまだ生産が落ちていない、天井を維持しているというわけです。もしこれが、下げ始めたらとんでもない騒ぎになります。
まず、石油の価格が急騰します。世界的なインフレ圧力を招きます。原油が不足してゆくのだから、金融政策で価格を抑えることが難しくなります。石油をめぐって大戦争が起きる可能性が高いです。
その石油の枯渇に向かって、現代文明は崩壊して、次の文明に移行することになります。新しいエネルギー文明にです。
そんなところです。